教科書通りに動きたくない?市場環境

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米中間選挙

米中間選挙が2022年11月08日に行われます
下院選では共和党が優勢で
上院選は共和党・民主党が接戦だと伝わっています

選挙は水物であり
蓋を開けるまでわからないことですが
市場では「下院選で共和党が勝つ」ことが前提で
取引が行われているようです

摩訶不思議な動き

バイデン大統領が民主党であり
下院選で共和党が勝利すればねじれた議会となり
一見、政局不安となるように映るのですが
重要政策が何も決められない状態に陥るため
株式市場に対してリスクの軽減に繋がる
ということのようです

ねじれた状態になると
株高・債権利回り低下という現象が起きると言われ
NYダウは共和党勝利を先取りし
連日上昇している模様です

【出処 Trading View

では、10年国債利回りはどういう動きとなっているのか?
株式市場だけを見ていたのでは片手落ちでしょうから
検証しておきますと

【出処 Trading View

下がるであろうと言われている
米10年国債利回りが上昇しています

それも相場

教科書通りに動くのならば
株が買われて債権利回りの低下という事なのでしょうが
その通りにばかり動かないのが相場

しかも、材料が「米中間選挙」だけではないでしょうから
こんな動きになっても仕方がないのでしょうが
市場の注目を無視して上昇している金利には驚かされます

この動きが意味するモノは?
この辺りを考えるのが相場の醍醐味のひとつなのでしょう

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