為替介入とは?次回の介入に備えておきたいこと

為替

為替介入とは?

最近よく聞く為替介入ですが
自国通貨を売ったり買ったりして
自国通貨の行き過ぎなどを是正するモノ
ざっくりと言ってしまうとこんな事なんでしょう

日本の場合、殆どが基軸通貨であるドルに対して
円高を是正したいときにはドル買い円売りの介入を行い
今回は円安是正に向かった格好のドル売り円買い介入を行っているわけです

今回の為替介入による
財務省等の言い分は
急激な変動を抑えるため」だと言うことですので
円安是正のためではないようです

2度目の円買い介入

覆面介入をしているという話もありますが
公になっているのは2度目

【出処 TradingView

初回の円買い介入は2022/09/22
高値145.90円から安値140.35円まで5.55円のドル安円高を見せました

今回の円買い介入は2022/10/21
1ヶ月ぶりの円買い介入は
高値151.94円から安値146.19円まで5.75円のドル安円高の形に

無尽蔵に介入ができるわけではない?

財務省の人間ではないので
想像の話となってしまいますが
急激な動きを是正するためだと言っても
適当に介入をしているわけではないと思うのです

時間の制限があるのか?
それとも予算の制限があるのか?
もしかすると、何処までのドル安円高にする目標があるのか?

この辺りは想像の域を出ませんが
個人的には円高の目安があるのではないかと思っています

共通項を探る

たった2回の介入ですから
共通項を探っても違うかも知れませんが
目安として捉えておきたいことは考えておきたいと

2度とも5円以上の円高になっているが6円までの円高とはなっていない
これは明らかでしょう
なのでまずは5円を超えた円高を見せたら介入をやめる
そんなルールがあるのかも?

もう一点は下落率です
09/22の介入時の下落率は約3.78%
10/21の介入時の下落率は約3.80%
目標として下落率を3.8%辺りに設定して介入をしているのかも?

備えあれば憂いなし

3回目の介入があるかどうかは
分かりませんが
仮に雰囲気が出てきたとしても
値幅で5円以上の円安になったとき
下落率で3.8%となったとき
こんなところで円買い介入が終了となれば
次の手が打てることでしょう

動画にもしておりますので
良かったら御覧下さい

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