利上げをし続けても株価は上昇し続けるのか?

株式

世界はリセッション入りなのか?

世界中の市場がリセッション(景気後退)に向かってと言うより
リセッションへの警戒を強くして推移しているようですが
それも9月までの形相
10月に入ってそれぞれの市場が鬼の首を取ったような値動きとなっています

米国はテクニカルリセッションの状態ではありますが
米国は利上げをしてもインフレ終息の雰囲気を見せませんし
雇用状態が急激に悪化しているような状況でもないようです

9月末まで売られて10月から買われ出す


9月末まで売られて10月から買われ出した理由
状況的なモノに変化はない中での出来事ですから
9月末まで売らないとならない理由があって
10月から買わないとならない理由が存在しているということなのでしょう

もし、この仮説が正しいのならば
9月は第2四半期の締めで10月は第3四半期のスタートだということかと
米国では第3四半期の締めで第4四半期のスタートという事になるかと思います

どちらにしても、締めのために9月末に掛けてポジション整理し
10月に入ったのでポジションを取り出している
こんなことも一つの急反発要因ではないかと考えています

日経平均株価を考えてみる

日経平均株価の動きを考えておきたいと思いますが
目先のトレンドと押さえておくと
08/17高値29222.77円から10/03安値25621.96円までの下げ
10月初日に安値を付けて反発の形となっています

【出処 TradingView

安値からの急反発劇
勢いのある立ち上がりを見せています
このまま高値に挑戦してしまうのでしょうか?

08/17高値29222.77円から10/03安値25621.96円までの下げに対する戻り
0.382=1699.5ドル26997.47円
0.5=27422.37円
0.618=27847.26円
現在は半値戻りのところです
止まり目までには到達しているようですが
勢いよく立ち上がりかけたところです
売り相場の形ではないと考えられます

現在の52日線が走っている地点は
0.618の戻りのところです
勢いがまだあるのならば
0.618の戻りである52日線を試しても不思議のないチャートには映ります

経済指標は目白押し

FOMCが次回開催されるのは11月01日~02日
これまでに米雇用統計に米CPIと大きな材料が待ち構えています
たぶん、11月のFOMCでは0.75%の利上げでしょうが
経済指標の結果如何によっては、
サプライズ的な利上げがあっても不思議ではないのでしょう

景気後退となってもインフレを抑えるという強い意思が
FRBにはあるようですから
今後の動向には注目なのでしょう

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